親子保育体験への思い

親子保育体験202403 わたしたちの保育

大人も子どもに戻って一緒に遊んでみよう。

親という立場で我が子と触れ合うのではなく、我が子の友達となって同じ年齢となって一緒に遊んでみる。そんな体験から、きっとこれからの育児の方法がひらめいてくるのではないかと、わたしたち保育士は思っております。

お子様1人ひとりに合った育児の方法を見つけ出しそれを繋げていく、そんな保育サービスを皆様に届けれたらなと思っております。

子どもと一緒に保育を楽しんでみる、そんな体験が子ども目線になれる身近な方法だと思います

子ども達は生きる力、育っていく力はかならず備わっています。その力を、大人の今までの考えで押し潰していくのではなく、今ここにとこれからを見据えて子ども達が育っていく、そんな場所なのです。

まずは我が子の気持ちを受け止めてみる。
これで遊びたかったのね。まだ遊んでいたいのねー。もう少しやってみたいんだよねー。その想いを受け止める。

それだけでも子ども目線になれる方法の一つです。その受け止めができる、お母さん達の心は整っているのでしょうか?

周りからの目線を気にして、いい親にならないと、子どもを言い聞かせれる親にならないと、泣いている子どもをあやして静めてあげないと、悪い親なんだなぁと思われてしまうんではないか。

様々な目線と親の未熟さを感じ、はぁ、私ってダメな親なんだなぁと自己嫌悪に陥ってしまう人がなんと多いこと。

そもそも私もその1人でした。

私も家族や周りから、保育士なのに、子ども一人、あやせないの?と言われたり、おーい保育士が、たった1人の子どもでウロウロしとるぞと言われたり。

私が休みたいと言うと、親がなんで休むの?病気じゃあるまいし。

そんな身勝手な見方で親になったんだから、保育士なんだから、子育ては完璧にできて当たり前だという目線をいつも感じていました。そんな中での育児は、私にとってはとてもストレスでした。

もっとのびのびと育てたい、もっともっと子どものやりたいを実現させてあげたいなぁと思っていました。

私の子育て時代は少し前の話。今ではもっともっと世の中が、がんじがらめになっていると思います。

親の立場、子どもの立場、それを受け止めてくれる世の中になっているのでしょうか?心地よく過ごせる社会に整えるのにも、時間がかかります。

保育のおうちは、誰もが子どもに戻れる場所です。保育士だってやりたい遊びをとことんやる、お預かりに来た子ども達も自分の遊びを見つけ、自分で過ごし方を決めていく小さな小さな意思表示も見逃さない。

ベテラン保育士たちがひとつひとつを受け入れて。そうだよね、お外行きたいよね、そうだよね、お砂で遊んでみたいよね、雨の日でも、お花にお水あげたいよね。その興味を持った時に一緒に遊ぶ。
遊びの中で、こんなこともできるんだよとその先の感動や出会いの幅を広げていく。

そんな場所なのです。

今の時代、子ども達に求める姿というものがとてもとても大きくあると思います。
早く成長出来ている。1人でなんでも出来るようになる。
そんな事が評価されているとおもいます。

早く字がかけれるように
早く物事が読めれるように、
お友達と仲良くなるように
ルールを守って過ごせれるように。
自分のことは自分でできるようになって欲しい。

そんな大人達の思いがとてもとても強いんだと思います。

この子達が大人になった時、自分の力で生きていく時、親から離れて自分の力で生きていく時、世の中は、ガラリと変わった世の中でしょう。信じられないほど生活の中にAIが導入され。それを上手く活用できる感性とその先にある考えを持たなければいけない時代がやってきます。

それに備えるには、今ここでどんな遊びと向き合い、どんな遊びを選んでそれを深く深く体験していく。そんな場所と時間が必要なんではないでしょうか。

私達の保育と、そして主にお母さんたちが担っている育児、これは今からの時代にとってはとてもとても大きな問題となってくるのでしょう、解決できないことも、答えのないものもあります。

それでも育ちが必ず備わる考える力が必ず備わると信じて、世代の違う保育士同士が、知識と経験をぶつけ合い、今の私達の保育をお届けしております。

ぜひ、そんな保育の体験を大人も子どももしてもらいたいと思い、イベントを開催しておりますご興味のある方はいらしてくださいね。

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