保育のおうち 縁日2025 無事終了しました!

わたしたちの保育

 保育のおうち 縁日2025、無事終了しました。ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、関心をもって見守ってくださっていた皆様、本当にありがとうございました。今回のイベントでも、たくさんのこどもたち、保護者の方々、スタッフやボランティアなど大勢の皆さんにご参加いただけました。誠にありがとうございます。

 今年も毎日毎日暑い日が続き、夏祭り行きたいけれども、こどもづれだと安心して行けないなぁと思っていた方も大勢いらっしゃったのではないでしょうか。そんな思いに応えるために、涼しくて広い会場での開催を今年は選びました。駐車場からのアクセスも良く、快適な空間で安心して過ごせたといったご意見も多く寄せられ、思い切って場所を変えて良かったとホッとしました。楽しみにしているこどもたちのためにと準備を進めてくださった保育士スタッフも、当日、こどもたちの楽しそうにしている姿を見てとても満足そうでした。

 今回は、屋台屋さんごっこ、輪投げやボウリング、魚釣り、新聞紙遊びの4つのコーナーをご用意しました。

 屋台ごっこでは、お店屋さんになりきって、たこ焼きや焼きそばを焼いたり、あるいはお客さん側に回ってわたあめをおいしそうに食べるまねっこをしたりと、日頃保育のおうちでも遊んでいるような姿も見られとてもうれしくなりました。わたあめのお持ち帰りの袋にチョコバナナ、りんご飴わたあめと一緒に入れているこどもたちの発想にも驚きました。

 輪投げやボウリングでは、何度も繰り返して遊んでいる友達の順番を決めあったり、自分のオリジナルのルールを作り、挑戦している子もいて、とても楽しそうでした。小さい子には近くから投げさせてあげる、ボールを転がすための台が落ちてしまったらすかさず周りの子が戻してあげる、そんなこどもたち同士の協力もみられ、心が暖かくなりました。

 魚釣りでは、とれた魚を大きな水槽に貼り付け、色とりどりの魚が並んでいる水槽に、達成感と喜びを感じている子もたくさんいました。広々とした生簀から、なかなかとれない魚を獲れた時のこどもたちの笑顔、まだ言葉を十分発することができないのに、どうやるの?とちゃんと目で語ってくれる幼い子、水槽を組み立て直すという別の楽しみを見つける子、それぞれがそれぞれの発達段階に応じて楽しんでくれていました。

 新聞遊びでは地元の高校生のボランティアのお姉さんたちと一緒に遊んでいる姿もあり、人と人とのつながりを感じる一場面だなとも思いました。兜や剣といった昔ながらの新聞紙を使った道具や、けん玉、ボールなど、テープを存分に使ったものづくりなどを楽しんでいただいた他、ボールを受け止めるのがとっても上手な保護者さんがこどもの投げ入れるボールを次から次へと受け止めてくださったりと、見ている側も応援したくなるような場面がたくさんありました。

 また、決まったコーナーでの遊び以外にも、会場で流れる夏のお祭り音頭に合わせ踊っている子もいたり、保育士と一緒におしゃべりを楽しんでいる保護者の方もいたりと、安心してその場所を楽しんでいただけているのだなと改めて感じることができました。

 イベントの遊びを準備する際は、こどもたちの姿を思い描き、どんな風に遊んでくれるかなと思いを馳せながらスタッフみんなで準備をするのですが、私たちの想像を遥かに超え、こどもたちがイメージを広げて作り上げていく遊びを見ていると、なるほど、そんな楽しい遊び方があったのかと、日々の私たちの保育を磨き上げる学びにつながっています。

 終了後のアンケートでは、保護者の方々からは、先生たちに会えたとこどもが喜んでいたので参加してよかった、良い笑顔がたくさん見られましたとのお声をいただき、個々の保育によって信頼関係を築き上げ、一人ひとりのやりたいという思いを見守り、かなえるという保育のおうちの特徴を実感していただけたことが伝わってきました。その意味で、こどもたちだけではなく、保護者の方々にも満足いただけたイベントだったと実感でき、保護者支援の保育としてのやりがいを感じるイベントでもあります。

 わずかな時間ではありましたが、参加者の皆様の笑顔があふれる素晴らしい一日となりました。本当に皆様お越しいただきありがとうございました。今後も皆様からいただいた声をもとに、楽しいイベントや日々の保育を企画・実践し、皆様にワクワクできる保育をお届けできますよう、学び、励んでまいります。

スタッフを代表して

保育のおうち
 施設長 岡本紀代子

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