家族の応援団として──今、子育てに問われていること

わたしたちの保育

子育てが始まると、これまでの生活は大きく変わります。

自由に過ごせた時間は減り、やることは増える。段取りや準備に追われ、睡眠もままならない。そんな日々の中で、「どうしてみんなはキラキラして見えるのだろう」「私だけ取り残されている気がする」と、ふと孤独を感じることはありませんか。

そんな時こそ、一度立ち止まって、自分自身を見つめ直す時間をもつことが大切です。

子育ては「子どもを育てる時間」であると同時に、「自分を見つめ直し、育て直す時間」でもあります。自分の心を整えることが、実は子どもの未来を支える大きな土台になるのです

子どもたちが生きる未来を想像してみる

今の子どもたちが大人になる頃、社会は私たちの想像をはるかに超えて、AIと共に生きる時代になっているでしょう。

そんな時代を生き抜くために大切なのは、「自分は何をしたいのか」「どう生きたいのか」を自分の言葉で考えられる力です。

そしてその力は、家庭の中の“大人の姿”から自然と育まれていきます。

親が自分を見失わずに生きている姿、悩みながらも一歩ずつ前に進む姿こそ、子どもにとって何よりの学びになります。

「我慢して頑張る」から「一緒に育ち合う」へ

これまでの時代は、母親が自分の時間を犠牲にして子どものために尽くすことが「良い母親」とされてきました。

けれど、これからはそうではありません。子どものためにこそ、自分を大切にし、自分の人生を生きることが求められています。

「子どもがいるからできない」ではなく、

「子どもがいるからこそ、自分の生き方を見せたい」。

そんな気持ちで一歩を踏み出したとき、子育てはもっと前向きで、もっと楽しく変わっていきます。

共に歩む“家族の応援団”として

子育ては一人で頑張るものではありません。

家庭の外にも、あなたを応援する人たちがいます。

私たち〈保育のおうち〉のスタッフも、その一員として、頑張るお母さん・お父さんの「応援団」でありたいと願っています。

大人が笑顔でいること。

自分の人生を大切にして生きていくこと。

それが、子どもたちが未来を自由に、しなやかに生きていくための一番の贈り物になるのです。

子どもを育てながら、自分も育っていく。

その歩みを、私たちはそっと応援しています。

コメント