そろそろ梅雨明けですね。保育のおうちのお庭には、ひまわりの花が咲き乱れています。
雨風にも負けず、そして暑い日差しにも負けず、まっすぐ伸びて風に揺られても折れることもなく、どの花もスクスクと伸びていきました、
今日は、雨上がりの朝お預かりの2歳の男の子が虫探しに夢中になってます、虫好きの男の子がやってきたのです。
植木鉢の下をのぞいたり葉っぱの裏を見つめたりすると、出てくる出てくる、ダンゴムシ、ミミズ、ナメクジにアリ…。たくさんの虫達に男の子は夢中になってます。
そんな姿に寄り添って、保育士は、「いたねー」「ここにもいるよ」「動いた、動いた」とその男の子が感じていることを、言葉にしてどんどんどんどん語りかけています。
その子も満足そうに微笑み返している姿を見て雨上がりの庭って素敵だなと思っていました。
ところが、虫探しに夢中になったていた男の子は、ふと見上げるとなんとも立派な大きなお花が目に飛び込んできたのです。その子は力いっぱい大きな声で、「はな、はな」と保育士に伝えていました。
虫に夢中になっていた男の子が、ふと見上げると目に飛び込んできたのは、黄色い花びらをめいいっぱい広げた、ひまわりの花でした。
虫好きの男の子にも心に突き刺さるその花の力に、私は圧倒されてしまいました、
夏の花だけに力強いんだなと、さらにこのひまわりの生きる力を感じました。
その子はまた虫探しに夢中です。
大好きと大好きの間に大きな発見がある、そんな環境を整えて保育ができていることに感謝の気持ちでいっぱいです。
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