子どもを預けるのに、親の都合の理由なんて探さなくてもいい。罪悪感なんて持たなくていい。
だって、子どもが親から離れ、信頼できる人にに預けられている間、子どもは、自分の一生を自分で歩むための育ちが備わるから。
保育のおうちは、子どもたちが本来持っているその育ちのちからを十分に発揮できるよう、大切に、ひとつひとつ丁寧に、その子に合わせた寄り添い方を、精一杯届けていく。
そうすれば、子どもが、自分がしたいことを見つける。そして、自分がしたいことをするのに、手助けをしてくれる人がいるという事を体験出来る。そんな環境をつくる。そうすることで、子どもはまわりの人を信頼し、のびのびと自分らしく育つようになる。
そして、お母さんやお父さん、こんな関わり方があるんだ、こんなふうに子どものしたい・やりたいを見つけ、力添えするんだと気がついてくれるなら、おうちはもっと楽しくなる。
これがこれからの育児となる。
私の今までしてきた育児と保育が、お母さん達のこれからの育児に繋がる、そんな場所を作りたくて保育のおうちをつくることにしました。
保育士たちのみんなには、これからどんな世の中になろうとも、保育ってとっても素晴らしいものだよと受け継いで行ってもらえる場所。
50代、60代の先生から、40代の先生へ、40代の先生から30代、そしてもっと若い若い保育士の先生たちへ。そのまま受け継いでいく保育の本質と、変わりゆく知恵や知識をぶつけあい、新しい保育を生み出す、受け継ぐ。そんな、保育の創造を感じられる場所を作りたかったのです。
だって、保育が好きで、保育士になったんですもん。
保育を通して子どもたちの成長や喜び、感動を味わえることが、私の人生の豊かさに繋がってきました。また、そんな豊かさを通して、いろんな保育士の先生たち、子育てを頑張っているお母さん・お父さん達の笑顔にも繋がってきました。
その良い循環を出来るだけ長く長く繋げていけるような、保育のおうちをそんな素敵な場所にしていきたいのです。
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